「養生」「リトリート」「ウェルネス」を掲げた宿泊プランが増えています。言葉の印象で選ばず、予約前に何が含まれていて、何が別料金なのかを確かめるためのリストです。

この記事の要点

  • 「ウェルネス」「養生」「リトリート」に、法律上の定義はない。内容は宿ごとに違う
  • プランに含まれるもの、別料金のもの、予約が必要なものを分けて確かめる
  • 施術が含まれるなら、担当者の資格と、受けられない条件を確認する
  • 食事の内容、アレルギー対応、量の調整ができるかを予約時に伝える
  • キャンセル条件と、体調不良時の扱いを読んでおく

「ウェルネスプラン」とは、何が含まれるもの?

決まった定義はありません。温泉と薬膳をうたう食事がセットになったもの、朝のヨガや瞑想がついたもの、館内の施術が一回含まれるもの、何もせず過ごすことを提案するものまで、さまざまです。

大切なのは、言葉の印象ではなく、「具体的に何が、いつ、誰によって提供されるのか」です。予約ページの説明が抽象的なら、問い合わせて確かめてから予約してかまいません。

予約前の確認リスト

確認すること具体的に
含まれるもの食事の回数、入浴、体験、施術。それぞれ何回、何分か
別料金のもの追加の施術、飲み物、送迎、館内の設備利用
事前予約が必要なもの施術や体験の予約方法と締め切り。当日では受けられないことがある
施術の担当者鍼灸なら、はり師・きゅう師の資格。マッサージなら、あん摩マッサージ指圧師。リラクゼーションは資格制度がない
受けられない条件妊娠中、持病、服薬中などで受けられない施術があるか
食事「薬膳」「養生食」の中身。アレルギー対応、量の調整、何日前までに連絡が必要か
過ごし方の自由度体験への参加は任意か。何もしない時間を取れる日程か
チェックイン・アウト早く入れて、遅く出られるか。到着日に施術を詰め込まない余裕があるか
キャンセル条件いつから料金がかかるか。体調不良の場合の扱い

施術つきのプランで、とくに気をつけることは?

宿の施術メニューには、似た名前が並びます。鍼灸、マッサージ・指圧、リラクゼーション、エステ。中身も、担当者に必要な資格も違います。自分が受けたいものと、担当者の資格が合っているかを確かめてください。選び方は「鍼灸院・東洋美容サロンを選ぶ前に確認したい七つのこと」で紹介しています。

施術を受ける日は、前後に予定を入れないようにします。施術後の入浴や飲酒のタイミングは、担当者に尋ねてください。

「薬膳」の食事は、何を確かめる?

薬膳に法律上の定義はなく、内容は宿によってさまざまです。何かの効果を期待するより、その土地の旬のものを温かく味わう時間として楽しんでください。食物アレルギーや食事制限は、当日ではなく予約の段階で伝えます。

宿は、どう組み合わせて選ぶ?

プランの内容と同じくらい、移動時間や連泊できるかが、旅の心地よさを左右します。二泊三日の組み立て方と宿選びの七つの基準は「半日から楽しむ、養生旅の組み立て方」でまとめています。

宿を探すには?

東洋びよりの「お店・サービスを探す」では、宿・旅のカテゴリーから、滞在の過ごし方や食事、予約条件を確かめられる宿を探せます。

よくある質問

Q. ウェルネスプランは、普通の宿泊より割高ですか?

A. 施術や体験が含まれる分、料金は高くなることが多いです。含まれるものを一つずつ見て、自分が使うものだけに払うなら通常プランと個別予約のほうがよい場合もあります。

Q. 一人でも参加できますか?

A. 一人向けのプランを用意する宿も増えています。予約ページに記載がなければ、問い合わせてみてください。

Q. 体験に参加したくない日があったら?

A. 参加が任意かどうかを予約時に確かめておきます。任意であれば、当日の体調に合わせて休んでかまいません。

東洋びよりからのお知らせ

本記事は、日々の美容と健康について考えるための一般情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い症状、急な変化、長引く不調がある場合は、医師・薬剤師など適切な専門家へご相談ください。

本記事は広告・PRを含まない編集記事です。特定の宿泊施設や旅行商品を推奨するものではありません。旅と施設の選び方を扱う記事のため、専門家の監修名は付していません。