眠る前の時間に、好きな香りを一滴。アロマオイル(精油)を家で楽しむときに、守っておきたい基本の注意をまとめます。
この記事の要点
- 精油は、植物の香り成分を濃縮したもの。原液を直接肌に塗らない
- 飲まない。うがいにも使わない
- 子どもの手の届かない場所に置く。ディフューザーの液の誤飲事故が報告されている
- 妊娠中、持病のある方、ペット(とくに猫)と暮らす方は、使う前に確かめる
- 香りに効果を期待するより、心地よいと感じる香りを楽しむ
精油とは、どんなもの?
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、樹脂などから取り出した、香りの成分を濃縮したものです。日本では、多くが雑貨として売られており、医薬品や化粧品とは扱いが違います。
濃縮されている分、刺激が強いものもあります。香りを楽しむ道具として、使い方の基本を守りましょう。
守りたい基本は?
| 守ること | 理由 |
|---|---|
| 原液を肌に塗らない | 刺激が強く、赤みやかゆみ、かぶれが出ることがある。消費者安全調査委員会も、原液塗布について注意を呼びかけている |
| 飲まない、うがいに使わない | 薄めたものでも、飲むことは勧められていない |
| 目に入れない | 入ったら、こすらず大量の水で洗い流し、医療機関へ |
| 子どもやペットの手の届かない場所に | ディフューザーの液を子どもが誤飲し、肺炎のおそれがあった事例が報告されている |
| 火の近くで使わない | 引火するおそれがある |
夜、どう楽しむ?
- ティッシュに一滴:枕元から少し離して置く。香りが強ければ、もっと離す
- ディフューザー:説明書に従い、寝ている間につけっぱなしにしないものを選ぶ。換気もする
- アロマストーン:製品の説明書に従って少量を使い、受け皿に載せる。子どもやペットの手が届かず、肌に触れない場所に置く
香りは、少ないくらいでちょうどよい。強く感じたら、すぐに量を減らしてください。頭痛や気分の悪さを感じたら、使うのをやめて換気します。
眠る前の過ごし方は「眠る前に、ひとつだけ」でも紹介しています。
使う前に、確かめたいのはどんな人?
- 妊娠中・授乳中の方:避けたほうがよいとされる精油があります。使う前に主治医に相談してください
- 持病のある方、薬を飲んでいる方:医師や薬剤師に相談してください
- 肌が弱い方、アレルギーのある方:香りを楽しむだけにとどめ、肌につけない
- ペットと暮らす方:猫は、精油の成分を体内で分解しにくいとされています。ペットのいる部屋で使うかどうかは、獣医師に相談してください
香りを楽しめる場所を探すには?
東洋びよりの「お店・サービスを探す」では、気分・目的の「香りを楽しみたい」から探せます。日本のお香の楽しみ方は「お香・香道体験の選び方と、初めての作法」で紹介しています。
よくある質問
Q. アロマオイルで、眠りはよくなりますか?
A. 香りの感じ方には個人差があり、効果を約束することはできません。心地よい香りの時間を、眠る前の区切りとして楽しんでください。眠れない日が続く場合は、医療機関に相談しましょう。
Q. マッサージに使いたいです。
A. 肌への使用を目的とした化粧品のマッサージオイルを選び、使用方法を守ってください。雑貨として販売される精油を自己判断で肌に塗ることは避けましょう。赤みやかゆみが出たら使用をやめ、皮膚科に相談してください。
Q. 精油を誤って飲んでしまったら?
A. 無理に吐かせず、口をすすぎ、すぐに医療機関に相談してください。飲んだ精油の名前と量をメモして持っていくと、伝えやすくなります。
東洋びよりからのお知らせ
本記事は、日々の暮らしについて考えるための一般情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い症状、急な変化、長引く不調がある場合は、医師・薬剤師など適切な専門家へご相談ください。
本記事は広告・PRを含まない編集記事です。特定の商品を推奨するものではなく、香りの効果を示すものでもありません。暮らしの工夫を紹介する記事のため、専門家の監修名は付していません。
参考情報
参考情報は2026年10月18日に確認しました。



