空気が乾く秋は、手と唇が先にかさつきます。特別なアイテムを増やすより、塗るタイミングを三つの場面に決める考え方です。
この記事の要点
- 手は、洗ったあと・寝る前・出かける前の三つの場面で、保湿剤を塗る
- 水仕事は、ぬるま湯で。洗ったあとはすぐ水気を拭き取る
- 唇は、なめない、こすらない、皮をむかない
- ひび割れ、強いかゆみ、赤み、湿疹が続くときは、皮膚科に相談する
なぜ、手と唇が先に乾く?
手は、一日に何度も洗い、水や洗剤、消毒液に触れる場所です。唇は、皮膚がとても薄く、皮脂を出す仕組みが少ない場所です。どちらも、空気が乾く季節には、顔より先にかさつきを感じやすくなります。
手は、いつ塗る?
| 場面 | すること |
|---|---|
| 洗ったあと | タオルで水気をしっかり拭き取り、すぐに保湿剤を塗る |
| 寝る前 | 少し多めに塗る。気になるなら綿の手袋をして眠る |
| 出かける前 | 外の乾いた空気や冷たい風の前に塗る。手袋も役立つ |
保湿剤は、高価なものでなくてかまいません。続けて塗れるもの、べたつきが気にならないものを選びます。塗る量が少ないと乾きやすいので、手のひら全体と指の間、爪のまわりまで、なじませます。
水仕事のとき、何に気をつける?
- ぬるま湯を使う:熱いお湯は、皮膚のうるおいを奪いやすい
- 手袋を使う:洗剤や水に長く触れる作業のときに。蒸れが気になる場合は綿の手袋を下にはめる。ゴム・ラテックスにアレルギーがある方は原因となる素材を避け、皮膚科で相談する
- 洗ったらすぐ拭く:濡れたまま放置しない
肌のバリア機能の考え方は「今日の肌に気づく、四つの見方|色・手ざわり・時間帯・暮らし」でも紹介しています。
唇は、どうケアする?
- なめない:なめると一時的に湿りますが、乾くときにかえって乾燥が進みます
- こすらない、皮をむかない:むけた皮を無理にはがすと、傷になることがあります
- リップクリームをこまめに:食事のあと、寝る前、出かける前に
- 口紅の前に一層:色ものの前に保湿を
リップクリームにかぶれる人もいます。塗ったあとに赤みやかゆみが出たら、使うのをやめてください。
皮膚科に相談したいのは、どんなとき?
- ひび割れや、あかぎれが痛む
- 強いかゆみ、赤み、湿疹がある
- 保湿を続けても、よくならない
- 唇の皮むけや腫れが、長く続いている
手荒れには、湿疹やかぶれなど、治療が必要な状態が隠れていることもあります。市販品で抱え込まず、早めに相談してください。
肌のケアについて相談できる場所は?
東洋びよりの「お店・サービスを探す」では、美容・コスメのカテゴリーや、気分・目的の「肌・美容をいたわりたい」から探せます。
よくある質問
Q. ハンドクリームは、どれを選べばいいですか?
A. 続けて塗れる使い心地を優先してください。香りが強いものや成分が気になる方は、無香料や、肌の弱い人向けの表示を参考に。合わないと感じたら使うのをやめましょう。
Q. 消毒液で手が荒れます。
A. 消毒のあとにも、保湿剤を塗る習慣を。荒れがひどい場合は、皮膚科で相談してください。
Q. 唇の皮がむけやすいのですが、スクラブを使ってもいいですか?
A. 皮がむけている唇をこすると、傷になることがあります。まずは保湿を優先してください。
東洋びよりからのお知らせ
本記事は、日々の美容と健康について考えるための一般情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い症状、急な変化、長引く不調がある場合は、医師・薬剤師など適切な専門家へご相談ください。治療中の方は、医療者の指示を優先してください。
本記事は広告・PRを含まない編集記事です。特定の商品を推奨するものではありません。
参考情報
参考情報は2026年10月18日に確認しました。
REVIEWED BY
監修者プロフィール
濱田文恵(はまだ ふみえ)
美容家/鍼灸師(はり師・きゅう師)/国際中医師/国際中医薬膳師/毛髪診断士/登録販売者 日本鍼灸キャスティング株式会社(Acu Cast)代表取締役。ENBICHOJU鍼灸院(東京都江東区)院長。2015年より美容ライターとして活動。美容業界での経験と東洋医学の資格の両方を軸に、「東洋の知恵と、西洋の美容で。」をテーマに発信している。



