今日は立冬。寒い季節は、温泉宿に泊まりたくなる季節でもあります。一泊で慌ただしく帰るのではなく、湯治や連泊という選び方も含めて、冬の温泉宿の選び方をまとめます。

この記事の要点

  • 冬の温泉宿は、「湯」「過ごし方」「食事」「移動」の四つで選ぶ
  • 湯治は、同じ温泉地に何日か滞在し、入浴と休養を繰り返す昔ながらの過ごし方
  • 泉質や効能の表示より、浴室の温度差、入りやすさ、部屋で過ごす快適さを確かめる
  • 冬は、脱衣所と浴室の寒さ、雪道・凍結の移動に注意する
  • 入浴は、湯温と時間、飲酒、食後のタイミングに気をつける

湯治とは、どんな過ごし方?

湯治(とうじ)は、同じ温泉地に何日か、あるいは何週間か滞在し、入浴と休養を繰り返す、昔ながらの温泉の楽しみ方です。自炊のできる湯治宿や、連泊向けのプランを用意する宿もあります。

現代の暮らしで何週間も滞在するのは難しくても、二泊、三泊と同じ宿に泊まるだけで、移動の少ない、ゆったりした旅になります。予定を詰めない旅の組み立て方は「半日から楽しむ、養生旅の組み立て方」で紹介しています。

冬の温泉宿、何で選ぶ?

視点確かめたいこと
湯内湯と露天風呂の有無、貸切風呂、部屋付きの風呂。入浴できる時間
過ごし方連泊プラン、館内で過ごせる場所(ラウンジ、図書室)、近くの散歩道
食事部屋食か食事処か。連泊でも献立が変わるか。アレルギーへの対応
移動駅からの送迎、雪道・凍結の有無、冬用タイヤの必要性
部屋暖房の種類、加湿器の有無、布団かベッドか

泉質や効能の表示は、どう読む?

温泉施設には、温泉の成分や、入浴の際の注意、入浴を避けたほうがよい状態(禁忌症)などが掲示されています。

「〇〇に効く湯」という宣伝を目にすることもありますが、温泉に入ることで病気が治ると期待するより、温かい湯につかり、静かに休む時間として楽しむのがちょうどよい距離です。持病がある方は、掲示されている注意を確かめ、心配な場合は主治医に相談してから出かけてください。

冬の温泉で、気をつけたいことは?

  • 脱衣所と浴室の温度差:冬は特に大きくなります。露天風呂へ出るときは、ゆっくり
  • 湯温と時間:熱い湯に長く入らない。入浴の目安は「秋の入浴、湯の温度と時間の目安」をご覧ください
  • 飲酒後・食後すぐは避ける:お酒を飲んだあとの入浴は控える
  • 水分をとる:入浴の前後にコップ一杯の水を
  • 雪道・凍結:温泉街の坂道や石畳は滑りやすい。歩きやすい靴で

温泉・銭湯・サウナの違いは「温泉・銭湯・サウナ、「温まる場所」はどう選ぶ?」でも紹介しています。

温泉宿を探すには?

東洋びよりの「お店・サービスを探す」では、宿・旅の「温泉宿」から探せます。

よくある質問

Q. 一泊でも、湯治のような過ごし方はできますか?

A. できます。チェックインを早めに、チェックアウトを遅めにして、観光の予定を入れず、入浴と休息だけで過ごす一泊も、立派な休み方です。

Q. 一日に何回入ってもいいですか?

A. 回数より、一回ごとに湯につかる時間と、入浴の間に休むことを大切にしてください。疲れを感じたら無理に入らないでください。

東洋びよりからのお知らせ

本記事は、日々の暮らしについて考えるための一般情報です。診断や治療を目的とするものではありません。持病のある方は、温泉施設の掲示を確かめ、心配な場合は主治医にご相談ください。

本記事は広告・PRを含まない編集記事です。特定の宿を推奨するものではなく、温泉の効果を示すものでもありません。旅と施設の選び方を扱う記事のため、専門家の監修名は付していません。