連休の午後、眠くなったら素直に寝たい。でも、長く寝すぎると夜に眠れない。休日の昼寝を、夜の眠りの味方にするための目安をまとめます。

この記事の要点

  • 厚生労働省の睡眠ガイドは、長い昼寝が夜の眠りを妨げるとして、長時間の昼寝を避けるよう勧めている
  • 昼寝をするなら、短く、午後の早い時間に。目覚ましをかける
  • 連休中も、起きる時刻を平日と大きくずらさない
  • 昼間の強い眠気が毎日続くときは、睡眠の問題がないか医療機関に相談する

休日の昼寝は、よくないこと?

昼寝そのものが悪いわけではありません。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」は、長い昼寝が夜間の眠りを妨げるとして、日中は長時間の昼寝を避け、活動的に過ごすことを勧めています。問題は、昼寝をするかどうかではなく、長さと時間帯です。

連休中は、平日の寝不足を取り戻そうと長く寝てしまいがちです。けれど、休日に大きく寝だめをすると、平日との生活リズムのずれが生まれ、連休明けがつらくなります。

昼寝をするなら、どのくらい?

項目目安
長さ短く。長く眠ると、深い眠りに入ってしまい、起きたあとにぼんやりしやすい
時間帯午後の早い時間。夕方の昼寝は、夜の寝つきに響きやすい
場所布団に入らず、ソファや椅子で。本格的に眠り込むのを防ぐ
起き方目覚ましをかける。起きたら、カーテンを開けて光を浴びる

「少し横になるだけ」のつもりが二時間になった、という経験は、誰にでもあるでしょう。目覚ましをかけることが、いちばん確かな方法です。

連休中の生活リズムは、どう保つ?

大切なのは、起きる時刻です。夜更かしをした翌朝も、起きる時刻を平日から一、二時間以上ずらさないようにします。朝の光を浴び、朝食をとることで、体内時計が整いやすくなります。

連休中の一日に、「何もしない時間」を予定として入れておくと、昼寝で埋め合わせをしなくてすみます。考え方は「週末のひとり時間に、「何もしない」を予定として入れる」で紹介しています。

眠気が強いのは、昼寝で解決する?

休日に限らず、毎日のように昼間の強い眠気がある場合は、夜の睡眠に問題がある可能性があります。眠っている時間が足りない、眠りが浅い、いびきや呼吸の止まりがある、脚がむずむずして眠れない。こうした状態は、昼寝では解決しません。日中の眠気で仕事や家事に支障が出る、運転中に眠くなる、という場合は、医療機関に相談してください。

眠る前の過ごし方は「眠る前に、ひとつだけ」で紹介しています。

休息について、相談できる場所は?

東洋びよりの「お店・サービスを探す」では、気分・目的の「眠り・休息を見直したい」から、相談できる場所を探せます。

よくある質問

Q. 昼寝の前にコーヒーを飲むとよい、と聞きました。

A. カフェインが効き始めるまでの時間を利用する方法として紹介されることがあります。ただし、午後のカフェインは夜の眠りに響くことがあるため、カフェインに敏感な方や、夜に眠りにくい方にはおすすめしません。

Q. 高齢の家族が、昼間ずっとうとうとしています。

A. 高齢になると、夜の眠りが浅くなり、昼間に眠気が出やすくなります。睡眠ガイドも、高齢者は長い昼寝を避けて日中を活動的に過ごすよう勧めています。眠気が強い、様子が変わった、という場合は、かかりつけ医に相談してください。

Q. 子どもの昼寝は?

A. 幼児には昼寝が必要です。年齢に合わせて、保育園や園の生活リズムを参考にしてください。

東洋びよりからのお知らせ

本記事は、日々の暮らしについて考えるための一般情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い症状、急な変化、長引く不調がある場合は、医師・薬剤師など適切な専門家へご相談ください。治療中の方は、医療者の指示を優先してください。

本記事は広告・PRを含まない編集記事です。睡眠に関する記述は公的機関の資料に基づく一般的な内容で、専門家の監修名は付していません。

参考情報

参考情報は2026年10月5日に確認しました。