丸鶏を使わなくても、鶏の手羽元と、なつめ・にんにく・しょうが・もち米があれば、家の鍋で参鶏湯風のスープがつくれます。高麗人参は、手に入れば一本加えます。

この記事の要点

  • 参鶏湯(サムゲタン)は、鶏にもち米やなつめ、高麗人参などを詰めて煮込む韓国の料理
  • 家では、手羽元で手軽に。煮込み時間は約40分
  • 高麗人参がなくても、なつめ・にんにく・しょうがで、十分においしくできる
  • 鶏肉は中心までしっかり火を通す。骨があるので、子どもや高齢の方に取り分けるときは外す

参鶏湯とは、どんな料理?

参鶏湯は、若鶏のお腹にもち米、高麗人参、なつめ、にんにくなどを詰め、じっくり煮込んだ韓国の料理です。韓国では、暑い夏に食べる料理として知られていますが、寒い季節の温かいスープとしても親しまれています。

丸鶏は手に入りにくく、扱いも大変なので、ここでは手羽元を使い、もち米は鍋に直接入れてつくります。高麗人参については「高麗人参とは?」、なつめについては「なつめ(大棗)とは?」で紹介しています。

材料は?

2〜3人分/調理時間の目安:約50分(煮込み約40分)。本レシピは編集部で未試作です。鍋や肉の大きさで加熱時間は変わります。塩は少量ずつ加えて調整してください。

材料分量
鶏手羽元6本
もち米大さじ3
乾燥なつめ4個
にんにく2片
しょうが(薄切り)1片分
長ねぎ(青い部分)1本分
水1リットル
塩小さじ1/2〜(仕上げに調整)
お好みで:乾燥高麗人参1本
仕上げ:長ねぎ(白い部分)の小口切り、こしょう適量

参鶏湯用の乾物がセットになったキットを使うと、材料を一つずつ揃えなくてすみます。

作り方は?

  • もち米を洗う。 もち米は洗って、ざるに上げておきます。
  • 鶏の下ごしらえ。 手羽元は水洗いせず、気になるドリップをキッチンペーパーで拭き取ります。生肉を扱った手や器具はよく洗い、ほかの食材への付着を防いでください。
  • 鍋に入れて煮る。 鍋に手羽元、もち米、なつめ、皮をむいたにんにく、しょうが、ねぎの青い部分、水を入れ、高麗人参を使う場合はここで加えます。強火にかけ、煮立ったらアクを取ります。
  • 弱火で煮込む。 ふたを少しずらして、弱火で約40分煮込みます。もち米が鍋底にくっつかないよう、ときどき底から混ぜてください。
  • 味を整える。 手羽元の身がほろりと骨から外れるくらいになったら、ねぎの青い部分を取り出し、塩で味を整えます。
  • 盛りつける。 器に盛り、ねぎの小口切りとこしょうを添えます。塩は、食べる人がそれぞれ足しても。

安全においしく食べるために

  • 鶏肉は中心まで火を通す:生焼けの鶏肉は、食中毒の原因になります。中心部を75℃以上で1分間以上加熱してください。時間だけで判断せず、調理用温度計で確認しましょう
  • 骨に注意:子どもや高齢の方に取り分けるときは、骨を外し、身をほぐしてください
  • なつめの種:種ありのなつめを使う場合は、食べる前に取り除いてください
  • 高麗人参:飲んでいる薬がある方、妊娠中の方は、高麗人参を入れずにつくってもかまいません
  • 保存:粗熱を取って冷蔵し、翌日までに食べ切ります。温め直すときは、しっかり沸騰させてください

中医学では、どう捉えられてきた?

参鶏湯に使われる鶏肉、もち米、なつめ、にんにく、しょうがは、中医学の食養生では、いずれも体を温める側の食材と考えられてきました。寒い季節に、温かいスープで一日を終える。そんな冬の献立の一つとして楽しんでください。

これは伝統的な食材の捉え方で、参鶏湯の効果を示すものではありません。

参鶏湯のキットや、薬膳食材を探すには?

東洋びよりの「お店・サービスを探す」では、食・お茶の「食品・調味料」から、参鶏湯のキットなどを探せます。

よくある質問

Q. もち米がないときは?

A. 白米でもつくれます。とろみは少し弱くなります。

Q. 手羽先でもつくれますか?

A. つくれます。手羽先は身が少ないので、6〜8本ほど使うと食べごたえが出ます。

Q. 残ったスープは、どうすればいいですか?

A. ごはんを入れて雑炊にしたり、春雨を入れたりして楽しめます。

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本記事は、日々の美容と健康について考えるための一般情報です。診断や治療を目的とするものではありません。食事療法を受けている方は、主治医や管理栄養士の指示を優先してください。

本記事は広告・PRを含まない編集記事です。食材の性質に関する記述は、中医学の食養生における伝統的な考え方を紹介するもので、特定の食品の効果や効能を示すものではありません。

参考情報

公開情報は2026年10月29日に確認しました。

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監修者プロフィール

濱田文恵(はまだ ふみえ)

濱田文恵(はまだ ふみえ) 国際中医薬膳師/鍼灸師(はり師・きゅう師)/国際中医師/美容家/毛髪診断士/登録販売者 日本鍼灸キャスティング株式会社(Acu Cast)代表取締役。ENBICHOJU鍼灸院(東京都江東区)院長。2015年より美容ライターとして活動。美容業界での経験と東洋医学の資格の両方を軸に、「東洋の知恵と、西洋の美容で。」をテーマに発信している。