甘いものがほしい秋の午後に。砂糖を足さず、市販のゆで小豆とさつまいもだけで作る、温かい小鉢です。
この記事の要点
- 材料は、さつまいも、無糖のゆで小豆(缶や袋)、水、塩少々。調理時間は約二十分が目安(試作未確認)
- 中医学の食養生では、さつまいもも小豆も、秋から冬の温かい料理に使いやすい食材とされてきた。効果を期待する食べ方ではない
- 作ったら早めに食べる。保存する場合は速やかに冷まして冷蔵し、再加熱する
- さつまいもは小さめに切り、小さな子どもや高齢の方には、やわらかく煮る
なぜ、さつまいもと小豆?
秋はさつまいもの季節です。焼きいもにしても、煮ても、素材そのものに甘みがあります。そこに、小豆を合わせます。乾燥小豆から煮ると時間がかかりますが、市販の無糖のゆで小豆を使えば、二十分ほどで一品になります。
中医学の食養生では、さつまいもも小豆も、秋から冬にかけての温かい料理に使いやすい食材として、伝統的に親しまれてきました。小豆は、日本でもお赤飯やおはぎなど、季節の行事と結びついた食材です。
これは伝統的な食材の捉え方で、一品で体調の変化を期待するものではありません。甘いものがほしいとき、菓子パンや冷たいデザートの代わりに、温かくて素材の甘みだけの一皿を選ぶ。それくらいの距離感で、楽しんでください。
材料は?
二人分/調理時間:約二十分が目安。原稿記載の時間で、編集部での試作確認は行っていません。鍋や火力に合わせ、さつまいものやわらかさを確かめてください。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| さつまいも | 一本(約二百グラム) |
| ゆで小豆(無糖) | 百グラム |
| 水 | 二百ミリリットル |
| 塩 | ひとつまみ |
| お好みで:しょうがの薄切り | 一枚 |
| お好みで:黒ごま | 少々 |
ゆで小豆の選び方:原材料が「小豆」だけ、または「小豆、食塩」のものを選びます。「ゆであずき」として売られているものの多くは砂糖入りなので、表示を確かめてください。砂糖入りを使う場合は、砂糖不使用の料理にはなりません。水を増やしても、料理全体に含まれる砂糖の量が減るわけではありません。
さつまいもの選び方:皮をよく洗い、気になる部分は取り除きます。皮つきのまま使うと、色がきれいに仕上がります。
作り方は?
- さつまいもを切る。 よく洗い、皮つきのまま一センチ幅のいちょう切りにします。水に五分ほどさらし、ざるに上げます。
- 鍋に入れて煮る。 小鍋にさつまいもと水を入れ、しょうがを使う場合はここで加えます。中火にかけ、煮立ったら弱火にし、ふたをして八分ほど煮ます。
- 小豆を加える。 さつまいもに竹串がすっと通ったら、ゆで小豆と塩を加え、弱火でさらに五分ほど煮ます。
- 器に盛る。 煮汁ごと盛りつけ、お好みで黒ごまをふります。
最初は何も足さず、さつまいもと小豆の甘みを確かめてみてください。
保存と、食べ方は?
作ったら早めに食べましょう。保存する場合は、清潔な浅い容器に小分けして速やかに冷まし、冷蔵庫へ。常温で長く置かず、早めに食べ切り、食べる前に十分に再加熱してください。保存状態によって日持ちは変わるため、一律の日数は示していません。
- 午後のおやつに:温め直して、小さな器に
- 朝食に:温かいお茶と一緒に
- 残った煮汁:お湯で割ると、ほんのり甘い飲みものになります
安全のために知っておきたいことは?
- 小さな子ども、高齢の方:さつまいもは小さく切り、やわらかく煮てください。小豆の皮が気になる場合は、つぶして使います
- 糖分について:さつまいもと小豆は、どちらも糖質を多く含みます。食事療法を受けている方は、主治医や管理栄養士の指示を優先してください
- 食べすぎ:繊維が多いため、一度にたくさん食べると、お腹が張ることがあります
- 初めての食材:食物アレルギーがある方は、原材料を確かめてください。食品は医薬品の代わりになりません
薬膳の食材を探すには?
東洋びよりの「お店・サービスを探す」では、食・お茶のカテゴリーから、食材を扱う店や、薬膳を楽しめる店を探せます。梨となつめを使った一品は「梨となつめを、湯気の立つ小さな一皿に」で紹介しています。
よくある質問
Q. 乾燥小豆から作りたいです。
A. 作れます。小豆は水につけずに、たっぷりの水で四十分から一時間ほど、やわらかくなるまで煮てから使います。時間に余裕のある日に、まとめて煮て冷凍しておくと便利です。
Q. かぼちゃでも作れますか?
A. 作れます。かぼちゃは煮崩れしやすいので、煮る時間を短めにしてください。
Q. 甘さが足りないときは?
A. 少し冷ましてから、はちみつを小さじ一ほど加えます。一歳未満の乳児には、はちみつを与えないでください。
東洋びよりからのお知らせ
本記事は、日々の美容と健康について考えるための一般情報です。診断や治療を目的とするものではありません。強い症状、急な変化、長引く不調がある場合は、医師・薬剤師など適切な専門家へご相談ください。治療中の方は、医療者の指示を優先してください。
本記事は広告・PRを含まない編集記事です。食材の性質に関する記述は、中医学の食養生における伝統的な考え方を紹介するもので、特定の食品の効果や効能を示すものではありません。
参考情報
参考情報は2026年10月14日に確認しました。
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監修者プロフィール
濱田文恵(はまだ ふみえ)
国際中医薬膳師/鍼灸師(はり師・きゅう師)/国際中医師/美容家/毛髪診断士/登録販売者 日本鍼灸キャスティング株式会社(Acu Cast)代表取締役。ENBICHOJU鍼灸院(東京都江東区)院長。2015年より美容ライターとして活動。美容業界での経験と東洋医学の資格の両方を軸に、「東洋の知恵と、西洋の美容で。」をテーマに発信している。



