商品やブランドの魅力を、読者が自分の暮らしに合うか考えられる情報とともに届けるために。東洋びよりの編集部が、紹介や取材で大切にしている確認事項をまとめました。
この記事の要点
- 伝統や産地の物語に、確認できる事実が伴っているか
- 専門家の氏名・資格・監修範囲が明確か
- 広告と編集記事を読者が見分けられるか
- 取材では、会社の基本情報から広告のチェック体制まで、七つの項目を確認する
- 運営会社(Acu Cast)が関わった企画は、記事内でその旨を明示する
原料の物語を、事実までたどる
産地、栽培方法、抽出方法、配合目的。魅力的なストーリーは、確認できる情報があるほど深く読めます。すべてを公開できない事情がある場合も、どこまで説明できるかを企業へ尋ねます。
伝統的な使用の背景と、今の商品として確認された内容を分けて伝えます。化粧品・医薬部外品・食品などの区分を確認し、商品名や原料名の印象だけで効果を判断しません。読者向けの「化粧品の選び方」「健康食品の表示の読み方」にも、日々の選択の手がかりをまとめています。
監修という言葉の中身を見る
専門家が関わる場合は、氏名、資格、所属だけでなく、企画、処方、記事、広告のどこを監修したかを確認します。写真だけを使った形式的な起用と、開発段階からの関与は同じではありません。
資格の種類も分けて見ます。国家資格(医師、薬剤師、はり師・きゅう師など)と民間資格(国際中医師、薬膳の各種資格など)を並列に表示していないか。そして、国家資格者の肩書が、特定の商品の推薦に見える形で使われていないか。化粧品や医薬部外品の広告では、医薬関係者の推薦を思わせる表現が制限されています。専門家の知識を生かすことと、肩書で売ることは別です。
広告であることを隠さない
掲載料、商品提供、施設招待、運営会社との取引など、記事に関係する事実を分かる位置に表示します。広告・PRである場合は冒頭で明示し、編集記事と区別します。注意事項や、確認できた情報の範囲も一緒に伝えます。
運営会社との関係について
東洋びよりの運営会社である日本鍼灸キャスティング株式会社(Acu Cast)は、企業の企画に鍼灸師や、中医学・薬膳の知識を持つ専門家をつなぐ事業を行っています。この連載で取材する企業の中に、Acu Castの顧客が含まれることがあります。
そのため、次の三つを約束します。
- Acu Castが関わった企画を記事で扱うときは、その旨を記事内で明示します
- Acu Castがつないだ専門家の監修を、東洋びよりが「確認済み」として扱うことはしません。この記事の確認項目は、すべての企業に同じように適用します
- 掲載料や紹介料の有無は、記事ごとに表示します
企業取材で確認する、七つのこと
以下は取材の際に伺う主な項目です。公開できる情報の範囲を事前に相談し、確認できた事実をもとに構成します。すべての項目を埋めることより、読者の選択に必要なことを分かりやすく伝えます。
| 確認すること | 具体的には | なぜ確認するのか |
|---|---|---|
| 一、会社の基本情報 | 会社名、所在地、代表者、製造販売元か販売元か | 読者が問い合わせ先を確かめられるように |
| 二、原料の由来 | 産地、調達方法、「伝統的」という表現の背景 | 物語と事実を分けて伝えるため |
| 三、製品の区分と表示 | 化粧品・医薬部外品・食品・保健機能食品のどれか、全成分や原材料の表示 | 区分によって言えることが変わるため |
| 四、監修の中身 | 専門家の氏名・資格の種類・関わった範囲・関わった時期 | 形式的な起用と実質的な関与を区別するため |
| 五、根拠の種類 | 伝統的な使用経験なのか、自社の試験なのか、公表された研究なのか | 同じ確かさで語らないため |
| 六、問い合わせとトラブル対応 | 相談窓口、体調変化があったときの対応、返品・解約の規定 | 買ったあとの読者を守るため |
| 七、広告のチェック体制 | 表現を誰がどう確認しているか、専門家の肩書を広告でどう使っているか | 記事公開後も、読者が誤解しないように |
よくある質問
Q. 小さなブランドで、専門家の監修がありません。取材の対象になりますか?
A. なります。監修の有無ではなく、あるものを正確に表示し、ないものをあるように見せていないことを見ています。
Q. 取材を受けると、掲載料はかかりますか?
A. 編集部の取材による記事に掲載料はかかりません。有料の掲載プランとは別です。掲載料をいただく記事には、冒頭にPRと表示します。
Q. 「古来より使われてきた」と書くのは、だめですか?
A. だめではありません。ただし、どこで、何に使われてきたのかを伺います。伝統的な使用経験と、現在の製品の働きは、分けて書きます。
Q. Acu Castの顧客でないと、取材されにくいですか?
A. 関係ありません。取材先は編集部が読者に役立つかどうかで選び、Acu Castが関わった企画であればその旨を記事で明示します。
東洋びよりからのお知らせ
本記事は、連載「東洋の知恵がある企業」の編集方針を説明するもので、広告・PRを含みません。特定の企業や商品を評価するものではありません。東洋びよりは、日本鍼灸キャスティング株式会社(Acu Cast)が運営しています。表示や広告に関する制度は改定されることがあります。
参考情報
参考情報は2026年9月25日に確認しました。



